研究課題/領域番号 |
23K02567
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
三浦 巧也 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70735357)
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研究分担者 |
鈴木 紀子 順天堂大学, 医療看護学部, 准教授 (70460574)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 発達障害 / 女子高校生 / 意思決定 / 性交同意不同意 / コミュニケーション / ケースメソッドロールプレイ教育 / 性に関する意志決定 / クラスベース / コミュニケーションスキル |
研究開始時の研究の概要 |
本研究課題の問いは、発達障害のある女子高校生らがより自己の尊厳を大切にして生きがいをもって生涯を過ごすためには、性被害を予防する教育支援プログラムを新規開発し実施すれば良いかである。2年目までに現状把握を含め、クラスルームベースによる性に関する同意・不同意の意思決定を促すコミュニケーションスキルの獲得を目的とした教育支援プログラムを新規開発する。3年目は開発したプログラムの有効性と運用性を検証する。本研究成果は、発達障害のある女子高校生の性に関する意思決定の認識とコミュニケーションスキルについて、特別支援教育研究の深化・進展に貢献でき、彼女たちの将来にわたる生活適応を支えることが期待できる。
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研究実績の概要 |
発達障害に起因した困難さがある高校生を対象として、学校現場で運用可能な性交意思選択教育プログラムの効果を検証し、当該高校生が性に関する同意・不同意への意思選択を適切に行うために必要なコミュニケーションスキルの獲得を目的とした。 今年度は、ケースメソッドロールプレイ教育の手法を用いて、性交意思選択に関する疑似的な体験を可能とする「すごろく」を作成した。現在までに、看護学部の大学院生と学部生に対して試験的に実装し、課題点の修正を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
ケースメソッドロールプレイ教育の手法を用いて、性交意思選択に関する疑似的な体験を可能とする「すごろく」を作成した。現在までに、看護学部の大学院生と学部生に対して試験的に実装し、課題点の修正を行った。 作成したすごろくの課題を抽出した後、修正することまで研究をすすめることが出来た。
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今後の研究の推進方策 |
学校現場の教員等が実施できるように、マニュアルや動画教材を作成することを次年度に実施する。また。クラスで行うことを想定した、事前のアセスメントの精度をあげる取り組みも次年度に実施する。
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