研究課題
基盤研究(C)
現在、海外で唯一、発達性読み書き障害児の文字の読みやすさに影響を与えると考えられている視覚的要因が、文字間の間隔および行間である。しかし、日本では、まだほとんど検討が行われていない。また、文字間の間隔や行間の恩恵を受ける発達性読み書き障害児の背景やタイプについても明確でない。本研究では、文字間の間隔および行間が、日本語話者の発達性読み書き障害児の音読における正確性、流暢性および易疲労性に与える影響を、発達性読み書き障害児の認知障害の種類を考慮して検討する。