研究課題/領域番号 |
23K02627
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 筑波技術大学 |
研究代表者 |
鶴見 昌代 筑波技術大学, 保健科学部, 准教授 (60349834)
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研究分担者 |
宮城 愛美 筑波技術大学, 障害者高等教育研究支援センター, 准教授 (60447258)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 視覚障害者 / 支援技術 / データサイエンス / 意思決定論 / 映像制作 / 音声ガイド |
研究開始時の研究の概要 |
最新の情報技術動向およびこれまでの教育・研究成果を踏まえ、視覚障害があるからこその強みを活かし、視覚障害者独自の捉え方や感性に基づくコンテンツ制作や支援技術研究を行い、視覚障害者の価値を高めつつ、視覚障害者自身の問題解決力を育成するための教育基盤の強化を実現する。これにより、Society 5.0の実現およびSDGsの達成に寄与する。
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研究実績の概要 |
近年の情報技術の急速な発達により、社会環境は大きく変わり、テクノロジーやデータサイエンスを活用して問題解決する力・コミュニケーション力・連携力が強く求められる時代となり、最新のテクノロジーにより視覚障害による情報取得の障壁が減少した。一方、人口減少による国力低下を補うため、各自がテクノロジーをうまく活用し、強みを活かす教育システムの構築が急務となっている。 本研究では、最新の情報技術動向およびこれまでの教育・研究成果を踏まえ、視覚障害があるからこその強みを活かし、視覚障害者独自の捉え方や感性に基づくコンテンツ制作や支援技術研究を行い、視覚障害者の価値を高めつつ、視覚障害者自身の問題解決力を育成するための教育基盤の強化を実現する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2022年度に制作した,視覚障害学生による視覚障害の短編映画を活用して,プロジェクトを進めている.2023年度はこの短編映画に視覚障害者向け音声ガイドを制作したので,音声ガイドがある版とない版を状況に応じて活用して,視覚障害についての理解を深め,アンケート調査等により,視覚障害および音声ガイドに関する知見を得ている. また,企業のダイバーシティ&インクルージョン研修にこの短編映画を活用し,知見を得ている. また,視覚障害学生とともに,音声ガイド制作支援システムについての研究に着手しつつある.
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今後の研究の推進方策 |
2022年度に制作し,2023年に音声ガイドを制作した,視覚障害学生による視覚障害の短編映画を活用して,プロジェクトを進める.上映会や研修などを実施し,視覚障害や音声ガイドに関する知見を得る. 音声ガイド支援システムに関する研究を進める.
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