研究課題/領域番号 |
23K02687
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
山本 恭子 大分大学, 医学部, 准教授 (10796204)
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研究分担者 |
宮崎 英士 大分大学, 医学部, 教授 (00264333)
塩田 星児 大分大学, 医学部, 准教授 (00420646)
上田 貴威 大分大学, 医学部, 教授 (30625257)
秋好 久美子 大分大学, 医学部, 助教 (50791373)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2027年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 多職種連携 / 訪問診療 / 動画教材 / ゲーミフィケーション / 地域医療 / 医学教育 |
研究開始時の研究の概要 |
日本は超高齢社会となり、多くの疾患を持つ高齢者を診る総合診療医が必要とされているが、その数は不足している。現在の医学教育では地域医療・総合診療が重要視されているが、まだ充分に行われているとは言えない状況である。本研究では、地域医療を担う医師を増やすために、地域志向性の高い学生を育成することを目的とした、地域医療教育に関する研究を行う。地域医療に欠かせない多職種連携教育のため、地域医療教育教材を作成し、その教育効果を検証する。これらの教材の教育効果が得られれば国内外へ発信し、大分県にとどまらず全国で利用され、超高齢社会を支える総合診療医を増やし、日本の地域医療に貢献できる人材を育成する。
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研究実績の概要 |
超高齢化社会で重要となる、地域医療に着目し、将来地域医療を担う医師をふやすための学生向けの教育教材を作成し、その教育効果を検証することが目的である。多職種の視点で訪問診療における患者ケアを行う動画教材をつくる、という点に関しては、今年度、多職種連携動画の作成の準備を行った。協力していただく訪問診療医と多職種のスタッフへの説明を行い、また賛同してくれる患者さんに同意をいただいた。撮影のための360度カメラを購入した。実際の撮像はこれからである。 地域医療をテーマとしたボードゲームの作成は手を付けられていない。これらについては、2024年度に完成を目指す予定である。 完成後に、これらの教材を使った教育を行い、教育効果の検証を行っていく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2023年度、動画撮像に同意をいただける患者の選定に時間を要した。2023年度末に同意いただける患者がいたため、2024年度に動画教材の作成に取りかかることができる予定である。ボードゲームは構想を含めてこれから作成する必要がある。
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今後の研究の推進方策 |
動画撮像を行い、動画コンテンツを作成する。多職種連携教育の動画であり、看護師・リハビリスタッフにも協力いただき、それぞれの目線での動画を撮像し、編集によって、1つの動画教材とする。動画編集のできる人材を活用し、個人情報保護に配慮した動画教材とする。
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