研究課題
基盤研究(C)
高齢化社会の進展に伴って、認知症予防は社会的課題となっており、高齢者の認知機能改善のための認知課題をとりいれた認知症予防講座が各地で実施されている。しかし、こういった講座による受講者の認知機能改善効果の検証は十分に行われていない。本研究は、高齢者のメタ記憶の変容と認知的加齢の影響が大きいワーキングメモリ容量に着目し、メタ記憶とワーキングメモリ容量の査定及び査定結果のフィードバックを取り入れた地域の高齢者を対象とする認知症予防講座の開発を行い、対面もしくはオンラインで実践することで受講者のメタ記憶の変容を促し、認知症予防に役立てることを目的とする。