近年,ゲームやインターネットへの依存が深刻な社会問題となっており,中学生・高校生への予防教育の必要性が広く指摘されている。また一方で,GIGAスクール構想により,1人1台端末環境によるタブレットを活用した教育実践が広く行われるようになり,タブレットを積極的に有効活用しつつ,ゲームやインターネット依存を予防する教育のあり方の検討が求められている。そこで本研究では,1人1台環境の学びの中で日常的に予防教育を実現する教育モデルの開発し,教育実践を行う。そして実践の成果と課題の分析を通して,中学校・高等学校において日常的に実施できる教育モデルを開発し,提案することを目的とする。
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