研究課題/領域番号 |
23K02799
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
杉原 桂太 南山大学, 理工学部, 講師 (40410758)
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研究分担者 |
久木田 水生 名古屋大学, 情報学研究科, 准教授 (10648869)
伊藤 伸幸 名古屋大学, 人文学研究科, 助教 (40273205)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 技術者倫理 / 中南米的な価値観 / グローバル化 / 中南米 / 技術者教育認定機関の認定基準 / 技術者協会の倫理規定 |
研究開始時の研究の概要 |
グローバル化によって技術者倫理の研究・教育は世界的な広がりを見せている.欧米と日本 を含むアジア,イスラム地域に着目した技術者倫理の研究と教育が行われてきた.しかし, 日系企業の中南米への進出が進んでいるにも関わらず,中南米的な価値観に基づく技術者倫 理の研究は行われていない.本研究の目的は,チリ共和国やメキシコ合衆国などのラテンア メリカの国々の価値観を踏まえた技術者倫理教育・研究を構築することにある.
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研究実績の概要 |
研究課題について,中南米的な価値観に基づく技術倫理研究の調査・研究という側面と,中南米と比較するための日本における技術者倫理の研究という側面から研究を進めた. 中南米の技術者倫理については,コスタリカおよびペルー,チリ,メキシコに加え,コロンビアにも技術者の倫理の研究・教育動向があることが分かった.コロンビアにおいては,Pontificia Universidad Javeriana(PUJ)の工学部で技術者の倫理に関する教育が行われている. 日本における技術者倫理については,水俣病とイタイイタイ病の事例を通して,科学技術社会論の概念,指針の技術者倫理における必要性について検討を行なった.ここでの科学技術社会論の概念と指針とは,ジャーナル共同体への誠実さと第二種の過誤,固い科学観である.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
中南米の技術者倫理についての調査が進んでいる.日本の技術者の倫理の研究が進展している.
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今後の研究の推進方策 |
中南米的な価値観に基づく技術者倫理について検討する.中南米の技術者の倫理を日本の技術者倫理と比較する.
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