研究課題
基盤研究(C)
日本では、かねてより遺伝子組換え技術に対して、多くの国民は漠然とした不安を持っていた。近年、ゲノム編集技術が飛躍的な進歩を遂げ、国民の受容度に変化のきざしが読み取れる。しかし、その変化を生じさせる要因や因子は明らかとなっていない。また、ゲノム編集を行う研究者や開発者においても、国民がどこに不安を持ち、何に期待しているのかが明確となっていない。本研究では、一般市民に対して実施した遺伝子組換え/ゲノム編集に関するWebアンケート調査結果を基に、政府が保有する統計データを加えて分析を行い、国民の受容度を変化させる因子を絞り込むことを試みる。さらに検討を加え、研修プログラムの作成を行う。