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SDGs教育教材を活用した未来型 ‘Stemma’教育プログラム開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K02816
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09080:科学教育関連
研究機関香川大学

研究代表者

高木 由美子  香川大学, 教育学部, 教授 (50263413)

研究分担者 高橋 智香  香川大学, 教育学部, 教務職員 (80346626)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワードイオン液体 / SDGs / マイクロスケールケミストリー / STEAM教育
研究開始時の研究の概要

分野横断型STEAM教育にSDGs教育を普及するのに適した性質を有する材料開発を組み合わせ,最適な教材化を行い,学生の能力を伸長させるプログラムを作成,実施,改良を重ね,汎用化,科学的素養を醸成することができるプログラムの要素・特徴を明らかにする。SDGs教育に活用できる新規環境調和型材料を開発し,作成した新規および既存の材料の特性を活かした環境に優しい化学を中心とした科学実験教材を開発,教員を目指す学生に適したアクションラーニング型プログラムを開発する。広く国内外のワークショップ,サイエンス展を実施することで学生のマネジメント力を育成する。

研究実績の概要

オンライン教育にも耐えうるSDGs教育のための教材実験を開発する。家庭でも実験可能なマイクロスケール実験教材化及び実験キットを作成する。HP上での動画公開に適した実験教材の提示法を試みる。3) 児童に対する実施,評価,改良;開発した教材は国内外のワークショップ,サイエンス展で紹介して研修事業や広報活動を展開し,SDGs教育の啓蒙活動を行う。教員に必要な科学的素養を育むことができるプログラム作成や,そのプログラムマネジメントに必要な要素・特徴を明らかにするために,児童・生徒を公募し,学生の能力を伸長させるプログラムを作成,実施,改良を重ね,汎用化,科学的素養を醸成することができるプログラムの要素・特徴を明らかにすることを目的としている。本年度は,1)新規セルロース溶解能イオン液体ならびに新規環境調和型イオン液体の合成、2)おもしろワクワクサイエンス展あるいは夢化学21事業の実施、3)ワークショップの開催を計画した。
新規セルロース溶解能イオン液体ならびに新規環境調和型イオン液体の合成に関しては,P1MEOAcを合成,再生セルロースの物理化学的性質について調査した。8月、10月には夢化学21事業を実施し、1月には、ワークショップを開催した。成果公開、調査研究を次年度以降も実施し、成果を蓄積する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

新規セルロース溶解能イオン液体ならびに新規環境調和型イオン液体の合成に関しては,現在最もセルロース妖怪のが優れているとされているP1MEOAcを合成を実施し成功している。合わせて再生セルロースの物理化学的性質について調査した。8月、10月には夢化学21事業を実施し、1月には、ワークショップを開催した。

今後の研究の推進方策

開発した教材は国内外のワークショップ,サイエンス展で紹介して研修事業や広報活動を展開し,SDGs教育の啓蒙活動を行う。また,他国の動向を見るため,講演活動を行う。教員に必要な科学的素養を育むことができるプログラム作成や,そのプログラムマネジメントに必要な要素・特徴を明らかにするために,児童・生徒を公募し,上記の研究で開発した教材を使用するSDGs教育を体験してもらう。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (15件)

すべて 2024 2023 その他

すべて 国際共同研究 (4件) 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 1件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 1件)

  • [国際共同研究] Universiti Brunei Daruasalam(ブルネイ・ダルサラーム)

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [国際共同研究] National Chiayi University, Taiwan(その他の国・地域)

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [国際共同研究] Colorado State University, USA(米国)

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [国際共同研究] Chiang Mai University, Thailand(タイ)

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 国際交流事業のケーススタディ:教育から子どもたちの未来を育む人材の育成2023

    • 著者名/発表者名
      高木由美子
    • 雑誌名

      調査月報

      巻: No. 434 ページ: 2-9

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [雑誌論文] チェンマイ大学との国際交流史:成果と展望2023

    • 著者名/発表者名
      高水 徹;川村 理;高木 由美子;ロン リム;和田 健司;徳田 雅明ほか
    • 雑誌名

      香川大学インターナショナルオフィスジャーナル

      巻: 16 ページ: 1-38

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 日本と台湾のICT教育における比較と協同への考察2023

    • 著者名/発表者名
      宮崎英一;高木由美子;櫻井佳樹;ポール バテン;黄 鴻國
    • 雑誌名

      香川大学インターナショナルオフィスジャーナル

      巻: 16 ページ: 39-50

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
  • [学会発表] ダイバーシティ&サイエンス理系選択応援プロジェクト2024

    • 著者名/発表者名
      高木由美子
    • 学会等名
      女子中高生の理系進路選択支援プログラム令和5年度全体報告会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] イオン液体を活用したアシル化セルロースの合成研究2024

    • 著者名/発表者名
      森脇ゆな;高木 由美子
    • 学会等名
      日本化学会第104回春季年会(2024)
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] マイクロスケール実験の新しい展開:コロナ後の実習授業2024

    • 著者名/発表者名
      小野 玲奈;森脇 ゆな;川田 茉里奈;高橋 智香;高木 由美子;荻野 和子
    • 学会等名
      日本化学会第104回春季年会(2024)
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] マイクロスケール実験の新しい展開:コロナ後のサイエンス展2024

    • 著者名/発表者名
      川田 茉里奈;森脇 ゆな;小野 玲奈;高橋 智香;高木 由美子;荻野 和子
    • 学会等名
      日本化学会第104回春季年会(2024)
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 環境にやさしい新液体を活用したSDGs材料の合成研究2024

    • 著者名/発表者名
      高木由美子
    • 学会等名
      ダイバーシティ推進研究交流発表会オンライン2023
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] The Sustainability and Society Session of the 2nd Trilateral Symposium on SDGs2023

    • 著者名/発表者名
      Yumoko Takagi
    • 学会等名
      KU CMU NCYU Trilateral Symposium
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] マイクロスケール実験の新しい展開:サイエンス展における実践2023

    • 著者名/発表者名
      森脇ゆな;小野玲奈;川田茉里奈;高橋智香;高木由美子;荻野和子
    • 学会等名
      2023年日本化学会中国四国支部大会 山口大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] マイクロスケール実験の新しい展開:With コロナ の実習授業2023

    • 著者名/発表者名
      高木由美子;高橋智香;荻野和子
    • 学会等名
      2023年日本化学会中国四国支部大会 山口大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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