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観察力を育むハッカソン型危険予知トレーニングによる智慧と科学的思考の共進

研究課題

研究課題/領域番号 23K02822
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09080:科学教育関連
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

藤井 千枝子  慶應義塾大学, 看護医療学部(藤沢), 教授 (60320818)

研究分担者 岩佐 由美  森ノ宮医療大学, 看護学部, 准教授 (20765606)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2028-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2027年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
キーワード危険予知トレーニング / 住宅構造 / アバター / 医療安全 / 身体計測機器 / STEAM / ELSI / ケア工学
研究開始時の研究の概要

在宅ケアでは、医療・福祉職は複雑化するニーズの中で、短時間で健康状態を観て、住宅構造を理解し、最善なケアの選択が求められる。
本研究は医療安全の推進を目的に、多職種のチームとして成長していくハッカソン型KYT学習プログラム開発を行う。特に、正確な身体計測と観察に焦点化して科学的思考を養う。
KYT作成体験を通し、科学や科学技術と倫理を基盤とした科学的介護を共進する力を培い、プロセスを通したチーミング力向上を通して在宅生活を支えるシステム化に寄与する。
専門的判断を高めるための、模擬的な経験の教材化により、現職以外にも学生や、新人、復職に向けた学習により、安全文化の醸成を行う。

研究実績の概要

本研究は、地域包括ケアシステムが推進される中で、医療・介護職は、複雑化するニーズの個別に対応するために短時間で健康状態を観て、住宅構造を理解し、最善なケアの選択が求められる。在宅における医療・介護職の機器の理解を深めながら医療安全を推進する研究は、暮らしの安心に直結する。本研究は、多職種のチームとして成長していくハッカソン型危険予知トレーニング(KYT)学習プログラム開発を行うことを目的としている。
KYTの多くは、1枚の絵から、想定される危険を予知する。このように象徴となる「絵」を作る過程での思考が重要である。しかしながら、絵、特に人物を描くということへの苦手意識をもつ場合もある。そこで、2023年度はアバターで代用できないかを検討した。
市販されているSONY社のモバイルモーションキャプチャーmocopiを用いて試作を行った。容易にアバターになれ、ダンスを想定しているが介護場面での活用の可能性もあった。Mocopiは介護者の介護場面に用いることで、介護場面に特徴的な動きを示すことができた。介護者の身体知を促す機会は少ない中で、アバターによる有用性は示唆できた。
本年度は事例収集を予定していたが、事例収集の整理まで至っておらず、計画よりもやや進捗は遅れている。また、身体計測機器の安全課題の整理には至っていない。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

本年度は事例収集を予定していたが、事例収集の整理まで至っておらず、計画よりもやや進捗は遅れている。また、身体計測機器の安全課題の整理には至っていない。

今後の研究の推進方策

KYTに描く人物像に用いるアバターによる可能性の評価を行う。一方、生成AIにより絵の作成が進んでおり、KYTの教材化については新たな可能性を探る。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] ケアの可視化と身体知理解に向けたアバターによる危険予知トレーニングの教材化の探索2023

    • 著者名/発表者名
      藤井千枝子
    • 学会等名
      第24回 計測自動制御学会 システムインテグレーション部門講演会(SI2023
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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