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STEAM Competencyを育てる「STEAMモデリング・チャレンジ」プログラムの実践研究

研究課題

研究課題/領域番号 23K02824
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09080:科学教育関連
研究機関大阪大谷大学

研究代表者

竹歳 賢一  大阪大谷大学, 教育学部, 准教授 (20712334)

研究分担者 江上 直樹  大阪大谷大学, 教育学部, 講師 (30727342)
狩谷 潤也  大阪大谷大学, 教育学部, 講師 (90974832)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードSTEAM教育 / プログラミング / 幼児教育 / 初等中等教育 / 科学教育 / 論理的思考力 / カリキュラム・マネジメント
研究開始時の研究の概要

日本では学習指導要領にSTEAM教育を推進する記載があるものの、世界的に見て遅れを取っている。また、STEAM教育においてはプログラミング学習が必要であるとされているように「プログラミング」を利用したSTEAM教育の推進が希求されている。このような背景のもと、本研究ではSTEAM教育の推進に貢献するため、我が国におけるSTEAM教育で有効な幼児・児童・中学生を対象とした「STEAM Competency(資質・能力)」および「STEAMモデリング・サイクル」を利用した「STEAMモデリング・チャレンジ」プログラムを開発しその効果を検証して汎用性の高いプログラムを提案する。

研究実績の概要

本研究ではSTEAM教育の推進に貢献するため、我が国におけるSTEAM教育で有効な幼児・児童・中学生を対象とした「STEAM Competency(資質・能力)」および「STEAMモデリング・サイクル」を利用した「STEAMモデリング・チャレンジ」プログラムを開発しその効果を検証して汎用性の高いプログラムを提案することを目的とする。本年度の計画は①「STEAM Competency(資質・能力)」の理論面を整理し「STEAMモデリング・チャレンジ」プログラム開発に必要な観点を明らかにする。②5才児、小学校1~6年児童、中学校1~3年生徒における「STEAM Competency」の認識調査の実施・分析をおこなうである。成果は以下の2点である。1点目は、文献調査などから「STEAMモデリング・チャレンジ」プログラム開発に必要な要素として「STEAM Competency(資質・能力)」は、STEAM問題解決過程で必要な場面でS・T・E・A・Mのそれぞれを適切に活用できる能力であり、また「STEAM Thinking」はSTEAM問題発見・解決に必要な発展性を秘めた基礎能力であることが確認できた。2点目は 幼児期(5才児)における「STEAM Competency」の特徴として、幼児期の「非認知能力」に着目した教育実践を通して、通常のあそびに見られる「非認知能力」に関する評価より、「STEAMモデリング・チャレンジ」あそびの方が「非認知能力」に関する評価が高かったことが示唆された。よって「STEAMモデリング・チャレンジ」あそびは「非認知能力」を高める教育効果が期待できる可能性があることが示唆された。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

1年目の計画である文献調査等による「STEAM Competency(資質・能力)」および「STEAMモデリング・サイクル」の理論面を整理し「STEAMモデリング・チャレンジ」プログラム開発に必要な観点は明らかにできた。また、5才児、小学校1~6年児童、中学校1~3年生徒における「STEAM Competency」の認識調査の実施・分析について進行中である。

今後の研究の推進方策

2年目は、幼児を対象とした「STEAMモデリング・チャレンジ」プログラム内容のデザイン策定をおこなう。デザインした幼児を対象とした「STEAMモデリング・チャレンジ」プログラムの実証実験(教育実験)の実施・評価 をおこなう。
3年目は、小学生を対象とした「STEAMモデリング・チャレンジ」プログラム内容のデザイン策定をおこなう。デザインした幼児を対象とした「STEAMモデリング・チャレンジ」プログラムの実証実験(教育実験)の実施・評価 をおこなう。
4年目は、中学生を対象とした「STEAMモデリング・チャレンジ」プログラム内容のデザイン策定をおこなう。デザインした幼児を対象とした「STEAMモデリング・チャレンジ」プログラムの実証実験(教育実験)の実施・評価 をおこなう。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2024 2023

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 「STEAMモデリング・チャレンジ」プログラムの実践研究 ー幼児期における教育効果についての検証ー2024

    • 著者名/発表者名
      竹歳賢一
    • 雑誌名

      STEAM Lab紀要

      巻: 4

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 「STEAMモデリング・チャレンジ」プログラム開発における実践研究(Ⅲ)~幼児期におけるプログラム実践に見られるこどもの認識特性について~2024

    • 著者名/発表者名
      竹歳賢一・山本有甲子
    • 雑誌名

      数学教育学会2024年度春季年会予稿集

      巻: - ページ: 5-7

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 「STEAMモデリング・チャレンジ」プログラム開発における実践研究(Ⅱ)~幼児期におけるプログラム開発の方向性について~2023

    • 著者名/発表者名
      竹歳賢一・山本有甲子
    • 雑誌名

      数学教育学会2023年度秋季例会予稿集

      巻: - ページ: 127-129

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 「STEAMモデリング・チャレンジ」プログラム開発における実践研究(Ⅲ)~幼児期におけるプログラム実践に見られるこどもの認識特性について~2024

    • 著者名/発表者名
      竹歳賢一・山本有甲子
    • 学会等名
      数学教育学会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 「STEAMモデリング・チャレンジ」プログラム開発における実践研究(Ⅱ)~幼児期におけるプログラム開発の方向性について~2023

    • 著者名/発表者名
      竹歳賢一・山本有甲子
    • 学会等名
      数学教育学会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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