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外見への懸念はズーム疲れを高めるか ー視線追跡技術を用いて

研究課題

研究課題/領域番号 23K02839
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分10010:社会心理学関連
研究機関武蔵野大学

研究代表者

矢澤 美香子  武蔵野大学, 人間科学部, 教授 (40635710)

研究分担者 鈴木 公啓  東京未来大学, こども心理学部, 准教授 (60569903)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
キーワードズーム疲れ / ズーム醜形症 / 外見懸念 / 視線追跡 / 女性 / 外見 / アピアランス / 醜形懸念 / アイトラッキング
研究開始時の研究の概要

COVID-19の感染拡大以降、人々にオンラインビデオ会議特有の疲労(「ズーム疲れ」と総称)がもたらされている。特に女性は男性に比べてズーム疲れの程度が高いことが海外で報告されている。これは女性の外見への懸念(不安や不満足感)の高さと画面上の「顔」への選択的な注意の向け方が関連するためと考えられるが、これらを検討した研究は行われていない。
そこで本研究では、日本人を対象に、外見への懸念の高さと「顔」 への選択的注意がズーム疲れとどのように関連するかを、視線追跡技術(アイトラッキングシステム)を用いて検討し、ズーム疲れの予防と緩和に向けた提言を行うことを目的とする。

研究実績の概要

本研究は、日本人の女性を対象に、外見への懸念の高さと顔への選択的注意が、 ズーム疲れを高めるか、質問紙調査とZoomを用いた実験によって検討することを目的とするものである。
本年度は、文献研究をさらに精緻に行った。女性のズーム疲れの要因として外見懸念が関与することについて、先行研究をまとめ、書籍原稿にて成果を一部公表した。研究1の調査に関しては、使用する刺激材料の検討とオンライン調査の準備を進めた。また、研究2の視線追跡技術を用いた実験に向けて、使用するアイトラッカーの機材を選定し、実験環境の整備を進めた。また、本研究に適したデータの収集と分析方法について予備的検討を行なった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当初研究1は2023年度に実施する予定であった。しかし、研究1の調査研究を実施するにあたり、研究2の実験とのつながりを考慮して慎重に準備を進めており、研究2のデータ取得に使用するアイトラッカーの機材の選定や準備等に時間を要したため、進捗にやや遅れが生じた。

今後の研究の推進方策

今後は、研究1の計画の通り、大学生ならびに社会人を対象にオンライン調査を行い、 オンライン会議時における外見への懸念と顔の選択的な注視傾向、Zoom疲れの関連性を検討する。 さらに、研究2のアイトラッカー機材を用いて予備実験を実施したうえで、女性を対象に顔への懸念傾向とZoom画面上の注視反応の関連性の検討を行うため、本実験を実施する。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 武蔵野大学法学研究所叢書第3巻『日本はなぜいうまでも女性活躍後進国なのか』2024

    • 著者名/発表者名
      池田眞朗(編著)
    • 総ページ数
      180
    • 出版者
      武蔵野大学出版会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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