研究課題
基盤研究(C)
社会心理学理論を応用した詐欺脆弱性を自己判定できるアプリを開発し、一般の方にアクセスしてもらい、詐欺脆弱性アプリが詐欺予防に効果があることを示してきた。しかし、新型コロナ感染の蔓延などの生活環境の激変で①詐欺の手口が変化したこと、②詐欺犯罪傾向が変化してきたことなどで既存のアプリの妥当性低下が課題となっている。本研究ではアプリの改定に必要な社会調査を実施し、分析結果に基づき既存のアプリを改善し、改善版アプリで収集したデータを再度利用してアプリの判定を最適化する。そのアプリをウェブ公開し、利用者が詐欺脆弱性を自己診断することで詐欺被害予防対策の最新ツールとする。