研究課題
基盤研究(C)
本研究では、不公正の被害者が個人的、あるいは集団的に示す「抗議」が、第三者からどのように評価されるかを検討する。抗議の内容や発信方法に応じて、人々から好意的に捉えられる場合もあれば、利己的な動機が推論されてかえって否定的な評価につながる場合もある。本研究では、本研究では、抗議行動が、抗議者の心的特性の知覚や動機推論に与える影響を検討することで、抗議がもたらす社会的な影響やその機能について明らかにすることを目指す。