研究課題
基盤研究(C)
これまでの優柔不断に関する研究では優柔不断の不適応な面に焦点が当てられてきた。しかし不安や先延ばしなど優柔不断に関係する特性の多くはその適応的な面も見出されており、決定場面で慎重になることは納得した上で最適な判断ができるといった良い面もあると考えられる。本研究では長考によって、優柔不断な人の判断の質と満足感が向上するかを明らかにする。優柔不断な人にとって長考することが必要かを明らかにすることは、優柔不断な人の不適応な感情と行動のどちらに介入すべきかを提案することにも繋がると期待される。