研究課題
基盤研究(C)
抑制機能の階層モデルでは、抑制機能は反応抑制と注意の抑制に分類可能であり、ワーキングメモリ容量がこの2側面の基盤であると考えられている。本研究では、確認的因子分析によってこのモデルの妥当性を確認した上で、このモデルに基づき、反すうが持続する過程について検討を行う。大学生に対して、各機能を測定する複数の実験課題を実施するのに加えて、抑うつ、反すう、ストレス、および対人行動に関する質問紙に回答を求めることにより、上記の検討を行う。