研究課題/領域番号 |
23K02966
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 岡山県立大学 |
研究代表者 |
澤田 陽一 岡山県立大学, 保健福祉学部, 助教 (50584265)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2027年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 認知予備能 / 認知機能 / 精神機能 / 高齢者 / 健康寿命 / 保護効果 / 意味記憶 / 認知予備脳 / 意味ネットワーク / 介護予防 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、高齢者の「若い頃の蓄え」に着目して、認知予備能の本体と推測される「言語系の意味ネットワーク機能」が数年後の認知・精神機能および心身の健康状態を予測可能かの検証、また、その神経基盤の解明、さらに、認知・精神機能における科学的根拠のある介入法の開発を実施するものである。
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研究実績の概要 |
本研究は健康長寿に寄与する認知予備脳の特徴の解明を企図し、地域在住の高齢者を対象に縦断研究を実施している。当該年度では、baselineに対して2時点目のデータを31名分取得した。認知予備脳は認知症の発症を遅延させる保護効果が仮定されており、実際に、認知・精神機能への効果の詳細や機序、また、介入法を明らかにできれば、健康長寿社会を目指す本邦において、有用な知見となると考えられる。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
認知予備脳に関する検討を実施している本研究は、現在延長中の別途予算と合わせて、縦断研究に取り組み目的を達成しようとしているため、本研究課題は当初の計画以上に進展している。
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今後の研究の推進方策 |
初年度同様に、縦断データの取得に努め、順次、成果報告を進めていく予定である。
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