研究課題
基盤研究(C)
概均質ベクトル空間は作用する群がベクトル空間に比べて比較的大きい表現だが、その軌道の解釈はある意味整数論的なモジュライの問題ともいえるものである。本研究では概均質ベクトル空間の大域および局所ゼータ関数の理論および周辺の問題を通して、解析数論の主要問題である密度定理や有理軌道に関連した問題を研究する。特に代数体の拡大に関連して問題は興味深く、そのようば場合でまだ解明されていないものを研究する。