研究課題
基盤研究(C)
四色定理に代表される,曲面上のグラフの彩色に関して,近年,代数的トポロジーを利用した手法や,グラフの向き付けや閉路構造等を利用した彩色の手法も大きく進展している.曲面上のグラフは多面体の1-スケルトンとみなすこともできる.そこで対象を高次元へと拡張し,高次元の超多面体の1-スケルトンとして定義できるグラフ(超多面体グラフ) の彩色が自然に考えられる.そこで,曲面上のグラフやその他のグラフで成功した手法を高次元へ拡張することで,超多面体グラフの彩色性を議論する手法を確立することを目指す.