研究課題
基盤研究(C)
準モンテカルロ法は高次元数値積分法の一つであり、様々な自然科学・工学に応用されている。本研究では既存研究のように「良い準モンテカルロ点集合を構成」するのではなく、「様々な準モンテカルロ点集合による数値積分を(良し悪しを気にせずに)試行し、それらの結果をロバスト統計などの数理統計学の知見を応用して事後解析する」という新奇的アプローチを考究する。これにより、対象とする関数空間を想定する必要のない、ロバストな高次元数値積分法の開発を目指す。