研究課題
基盤研究(C)
生命システムは,膨大な数の要素から構成されているにもかかわらず,システム内外の状態変化に対して柔軟に適応し,システム全体の機能を維持させることができる。このような仕組みの理解は自律分散型ロボット制御や生命システムの機能創発の理解につながるため,その数理機構の解明が期待される。本研究では,これまで開発してきたパラメーター自動調整モデルをロコモーションモデルに適用することにより(1)外部刺激に対して適切な行動変化を可能にするモデル構築手法の提案(2)任意サイズへのシステム拡張を可能にするモデルの提案に取り組む。