研究課題
基盤研究(C)
流体では、薄い層状領域で速度や密度などが大きく変化する流れ現象がひろく存在し、しかも、その層状領域が流れ全体を支配することが多い。圧縮性は層状領域の安定性を抜本的に変えてしまう。南部括弧を援用して、圧縮性(電磁)流体方程式に対する既存の非正準ハミルトン構造の不備を取り除き、圧縮性流体の波のエネルギー公式を導く。負のエネルギーモードの同定によって、接線不連続面や予混合燃焼火炎面のゆらぎの成長に対する音波の効果を解き明かす。