研究課題
基盤研究(C)
本研究は、科研費課題「カオス理論を応用したプラズマの安定化に関する研究(20K03895)」の最終年度前年度応募によって採択された課題であり、その課題を発展的に再構築して、継続するものである。プラズマ科学分野に、普遍的な非線形物理現象である「同期現象」の知見を新たに導入して学術の進展に挑むためには、未解明な課題として残されているプラズマ中における同期現象の機序解明が重要となる。本研究は、同期現象に対する独自の実験的アプローチで、この機序解明を図り、さらに独自のカオス制御によるプラズマの新しい制御法を開拓することを目的として遂行される。