研究課題
基盤研究(C)
本研究では、スピンの向き揃った(スピン偏極した)独自の核分光学的手法を用いて中性子過剰原子核の構造を研究する。特に、スピン偏極した不安定Mg原子核を用いて中性子数が20付近の中性子過剰なAl原子核の励起状態の構造を調べ、得られた準位構造ごとに理論計算と詳細に比較する。その比較を通して、中性子過剰な原子核領域の構造について新たな知見を得ることを目的とする。