研究開始時の研究の概要 |
本研究では、すばる望遠鏡 Hyper-Suprime Cam (HSC)で観測されたIa型超新星のデータを解析し、暗黒エネルギーの最も精密な測定を行う。特に暗黒エネルギー状態方程式パラメータの感度が高い、遠方超新星をハッブル宇宙望遠鏡で観測し、国際チームと連携し大型地上望遠鏡(Subaru,Keck, Gemini, VLT, GTC, AAT, DESI)による母銀河の分光追跡観測データを組み合わせる。系統誤差の縮減も行う。これらの解析を統合し、暗黒エネルギーが定数なのか、時間と共に変化するのかという根源的な問いを検証する。
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