研究課題
基盤研究(C)
成層圏に電波望遠鏡を気球で打ち上げ世界初の成層圏電波干渉計を実現する。このミッションは大気の影響を受けない新たな天文学研究のサイトを切り拓き、ブラックホールシャドウの直接撮像性能を引き上げる将来のサブミリ波/テラヘルツ帯干渉計を見据える。本研究では国内の気球実験場から1台のマイクロ波帯の電波望遠鏡を打ち上げ、強力な人工衛星からの電波を用いて電波干渉実験を行う。地上の固定された電波望遠鏡との電波干渉縞や姿勢データの解析をから成層圏電波干渉計を実現するための技術課題の研究を行う。