研究課題/領域番号 |
23K03491
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分17020:大気水圏科学関連
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
濱田 篤 富山大学, 学術研究部都市デザイン学系, 准教授 (30550008)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 降水粒子 / 直接観測 / 融解層 / 深層学習 |
研究開始時の研究の概要 |
気温が0℃付近となる高度に形成される融解層中の降水粒子のサイズ・融解度などの統計 分布を得ることを目的として、地上設置型の降水粒子直接撮影装置を用いた降水粒子の大量 サンプリング、および深層学習に基づく物体検出モデルによる粒子種別分類を行う。
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研究実績の概要 |
研究に必要な補助データおよびそれらの処理プログラム群の準備は予定通りに進んでいる。全国合成レーダデータおよびERA5再解析データについては,現時点で必要な期間のデータは全て入手済である。富山大学理学部屋上での気象観測データの整理も十分に目処が立った状況である。深層学習モデル群の整備は当初計画よりやや遅れている。モデルを実行するための高性能GPU搭載サーバの設置はほぼ完了した状況である。深層学習モデルは,先行研究の調査を行いながら,最適なものを選定するべく検討を進めている。 降水粒子撮像装置G-PIMMSは,ほぼ当初の予定通り2023年12月初旬より2024年4月初旬まで富山大学理学部屋上に設置して観測を実施した。取得データの整理と初期解析は順調に進んでいる。2024年度計画で導入予定であったマイクロレインレーダの観測を,前倒しでG-PIMMSと同期間に実施できたので,レーダ反射強度とG-PIMMS撮像粒子の形状などの比較を始めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
深層学習モデルの選定は当初計画よりやや遅れているものの,一方で次年度に予定していたマイクロレインレーダ観測が前倒しで実施できたため。
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今後の研究の推進方策 |
本年度の研究において特段の困難には当たらなかったため,次年度も当初計画に基づいて研究を推進する。
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