研究課題
基盤研究(C)
温暖化によって日本のブナ林や亜高山帯林の衰退が危惧されている。しかし、将来の温暖化地球のアナロジーと考えられる、過去の温暖期(間氷期)においては、海水準の変化で暖流の流入が激しく変動する日本海の効果によって、降水や降雪の気候条件が変化し、温暖化に対する森の脆弱性に影響することが示唆される。本研究課題では、過去50万年間における温暖期の森の脆弱性と日本海効果について評価を行う。