研究課題
基盤研究(C)
約77万年前の地球に実在した過去の温暖期(MIS19間氷期)の古気温状態を調査する。MIS19は現在の温暖期(完新世)と気候状態が似ているので、MIS19の古気温を高精度復元することで、現在から2万年後までの人為CO2がない状態における地球気温変動を予測できる。分析試料には2020年に決定したチバニアン露頭(千葉県市原市)の堆積物を使用する。分析手法には化石花粉に基づいたモダンアナログ法を使用する。