研究課題/領域番号 |
23K03628
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分18020:加工学および生産工学関連
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
成田 浩久 名城大学, 理工学部, 教授 (90359761)
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研究分担者 |
藤本 英雄 東京都立大学, システムデザイン研究科, 特任教授 (60024345)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | Skill analysis / Manufacturing Process, / 技能分析 / 動作解析 / 力触覚 / 技能伝承 |
研究開始時の研究の概要 |
ものづくりでは,未だに人の技能に頼った方法が必要不可欠である.そこで,人から人への技能伝承を指向して,技能分析を行うための分析手法の体系化と,その例としてデータベースを構築する.具体的には,人の動作と力触覚などの技能の特徴量を明らかにする分析手法の体系化に取り組む.
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研究実績の概要 |
個別の技能分析を行いつつ,生産分野における高度技能の分析方法に関して,その体系化を試みた.まず第一歩として,実際には,各種溶接や打音検査,すり合わせ,金型組立など様々な作業を対象に生産現場で共通する「対象動作」で分類し,それに付随する「目的」と「評価項目」に階層分けして,関連して使用するセンサや分析プロセスを関連付けてまとめた. 対象動作では,締結,切断,除去,打撃,接着(塗装,溶接),位置調整,組付け,表面検査,構造物内部の欠陥検査と定義した.目的では,高精度,高能率,疲労軽減を設定し,実際に測定可能なセンサを紐づけした.これにより,機械系の生産分野を網羅する技能分析の体系化の第一歩が実現された.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
これまで集めてきた技能分析の結果をまとめるのが順調に進んでいるため.
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今後の研究の推進方策 |
第一歩として2023年度にまとめた技能分析の体系化に関して,新たな分析結果も踏まえたうえで見直しを行い,改善を行っていく.またそれに基づき,各種作業の技能のデータベース化を行う.
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