研究課題
基盤研究(C)
本研究では,シミュレーションと数理工学的手法,機械学習を融合し,①欠肉のない鍛造部品を製造するための最適なビレット形状とプロセスパラメータの決定と,②中間金型形状の設計法の開発,③バリや欠肉と中間金型形状と工程数の関係の推定式の開発に取り組み,これらを包括して,熱間多段鍛造における中間金型形状とプロセスパラメータの統合設計法を確立する.統合設計法で得られた中間金型形状を製作し,熱間多段鍛造の実験を行う.本研究を遂行して,最小工程数で欠肉のない高強度な鍛造部品を最適な条件で製造できることを既存技術と比較して実証する.