研究課題
基盤研究(C)
「着火温度が高く,層流燃焼速度が炭化水素の1/5程度しかないアンモニアを,自動車や発電用途に広く普及している比較的小型のレシプロエンジンで高効率に利用する方法はないか?」という課題について考える。本研究では,着火温度が高く,燃焼速度が遅いといったいわば燃焼しづらいアンモニアの特性を逆手にとり,高圧縮比化による熱効率向上と火炎伝播によらない次世代の燃焼方式への適用の可能性および課題について,実験および素反応解析によって検討する。