研究課題
基盤研究(C)
計算機内に構築するメタバース内で生物のデジタルツインを自在に操作し,メタバース内での個体間相互作用を実現する技術を開発する.生物を行動計測装置に乗せ,得られる詳細なデータからデジタルツインを作成する.複数の行動計測装置を並列化・ネットワーク化することで,生物集団をメタバース内へ写像する.さらにメタバース内で計算機を通じて生物の個体間相互作用へ自在に介入・計測する.本研究課題を解決することで,生物が集団行動する際の情報伝達の詳細なデータを取得し,生物集団が組織化する際の諸条件を明らかにするとともに,人工物(群ロボット)を組織化するための設計指標を獲得することが期待される.