研究課題
基盤研究(C)
補助事業期間の最初の2年間で,衛星測位システムによるリンゴ樹体内高精度位置情報と果肉誘電率の関係ならびに生育過程における果肉内誘電率差の変化の明確化,2周波数の反射波を用いた誘電率差検出アルゴリズムの確立,開放終端同軸プローブ測定系構築とプローブ―果実間空隙の影響調査を同時進行で行い,実証実験の準備を行う.最終年度に実際の果実を用いた実証実験(同一個体,同一箇所からの反射波から誘電率差とともに生育状況を把握)とその精度検証を行うことでデュアルバンド(2周波数)反射波測定による熟期判定法を確立する.