研究課題
基盤研究(C)
本研究では,小型NMR/MRI装置の高性能化を目的として異なる形状の超伝導体による3種類の超伝導マグネットについて検討する。開発する超伝導マグネットの大きさは,直径20 cm,高さ20 cm以下であり,脱ヘリウムのために伝導冷却方式で運転される。NMR用は,直径10 mm球状空間において磁場強度4.7 T,磁場均一度1 ppm,磁場の時間安定度は0.01 ppm/hであり,MRI用は,直径20 mmの球状空間において磁場強度3 T,磁場均一度は50 ppm,磁場の時間安定度は0.01 ppm/hである。