研究課題
基盤研究(C)
本研究では、対象の電気及び超音波特性の同時測定を可能にする多機能センシングを提案し、簡便な乳がん検査を目的とした電気・超音波可視化システムの開発を目指している。本システムの特徴は、電気インピーダンスと超音波Bモードの2種類の画像を単一デバイスで同時に可視化できること、それらの画像を融合することで診断能力の飛躍的向上が実現できることである。本研究では、超音波測定で必要な音響整合層に起因する多機能センシングの課題を解決するために、微細加工技術による圧電コンポジット多機能デバイスを開発し、その性能を評価する。