研究課題
基盤研究(C)
本研究は、近赤外分光法(NIRS)の修正ビア・ランバート則(MBL)による脳計測において、脳の酸素状態や二酸化炭素状態を変化させ、酸素化、脱酸素化、それらの和として総ヘモグロビン濃度長変化(ΔHbO2、ΔHb、ΔHbT)の経時変化であるNIRS信号を計測し、積算アルゴリズムを適合することで脈波(P-ΔHbO2、P-ΔHb、P-ΔHbT)を観測し調査する。P-ΔHbTとd(P-ΔHbT)/dtからは、それぞれ定性的な脳血液量(CBV)と脳血流(CBF)が得られるか検証する。また、P-ΔHbやP-ΔHbO2およびP-ΔHbTからは、脈波の起源が解明できるか検証する。