研究課題
基盤研究(C)
エネルギー変換効率が50%を超える高効率太陽電池として研究代表者は2段階フォトンアップコンバージョン太陽電池を提案し、実現に向けて検討を進めている。この太陽電池は2つの低エネルギーフォトンから1つの高エネルギー電子を生成することで、電圧を維持しながら電流を増加させる。今まで研究代表者は2段階フォトンアップコンバージョン現象により大きな電流上昇を実現してきたが、電圧の維持が困難であった。そこで、トンネル接合を利用した新たな構造を採用することにより電圧を維持しながら電流を増加させ、変換効率を向上させることを実証する。