研究課題
基盤研究(C)
FDTD法はコンピュータを用いた電磁波問題の数値計算で最も広く利用されている技法の一つである.本研究では,クランク・ニコルソン(CN)法に基づく負荷の大きな陰的な計算を,容易に扱える陽的な繰り返し計算に置き換えた新しいFDTD法を開発する.計算精度を維持しつつ計算効率を劇的に向上させる,反復CN(ICN)法に基づく陽的なFDTD法を提案するのが本研究の目的である.