研究課題
基盤研究(C)
本研究では、InP基板上Ⅱ-Ⅵ族半導体材料を用いたモノリシック三原色半導体レーザ実現の可能性を探求する。現在、青、緑、赤で発光する個々の半導体レーザは実現されているものの使用している材料が異なり、一体集積化/モノリシック化には限界がある。一方、研究代表者らが開発を進めている当該Ⅱ-Ⅵ族半導体は全可視光を含む広い波長域に対応する材料で、これを用いることで単一材料系による超小型モノリシックレーザデバイスが実現できるのではないかと期待される。当該デバイスが実現されれば、レーザディスプレイや新たなウェアラブルディスプレイ、また高輝度高効率白色光源等これまでにない進展がもたらされる。