研究課題
基盤研究(C)
海草造成はブルーカーボンの増強及び生物多様性の維持管理に大きく貢献できる.一方,幾つかの内湾では栄養塩不足が問題になっている.そのため,栄養塩が欠乏している水域に海草場を必要以上に造成した場合,欠乏している栄養塩を海草場がさらに吸収するため,アサリ等の餌となる植物プランクトンが減少し,その結果アサリ等の漁獲量が減少する.本研究では植物プランクトンの観点から水域にとって適切な海草造成規模を解明する.