研究課題
基盤研究(C)
内航海運では一部に厳しい労働環境が残っているが,法改正により内航船員の働き方改革の道筋が示され,現在はその改革の途上である.また,自律運航船に関する技術開発が進むとともに,脱炭素化に向けた内航海運業界への要求も高まっている.本研究ではこれらを考慮して内航船員の将来需給予測を行うとともに,船員が不足した場合の経済損失を推計する.併せて,船員需給ギャップ緩和,少人数運航,輸送効率向上,代替輸送・代替生産等に資する政策や対策の効果を推計する.