研究課題
基盤研究(C)
本研究では,スマートフォン端末のインカメラを用いて運転中の視線や安全確認行動をリアルタイム計測可能なドライバーモニタリング技術とIoTを組み合わせ,車両情報だけでなくヒューマンエラーを起こす主体である「人」の情報もIoTで計測・収集し,高齢ドライバーの日常生活運転を見守り・安全運転支援を図る交通IoTシステムの研究開発を行う.交通IoTで収集した日常生活運転行動データから実世界で事故リスクが高まる状況,場所を抽出しドライバーに情報提供を行うとともに,ドライバーの周辺監視状況をリアルタイムでモニタリングし,周辺監視レベル低下の兆候があれば情報介入することで,高齢者の安全運転支援を目指す.