研究課題
基盤研究(C)
本研究では,時速15-30km程度の中低速電動モビリティの今後の普及展開を見据えた道路構造,交通運用システムの再構築を目指す.そのために,歩道走行,車道走行可能な複数の立ち乗り型の小型電動モビリティに着目し,観測及び実走調査を行うことで,挙動データを蓄積解析し,周辺交通状況,道路構造,交通運用との関係を分析することで,既存モビリティとの混在により生じ得る交通現象や危険性,交通円滑性への影響を明らかにする.一方で,実道での挙動を,VR技術を援用したシミュレータにより再現し,利用者受容性に関する調査を実施することで,中低速モビリティとの共存に資する新たな道路構造,交差点運用方式を提案評価する.