研究課題
基盤研究(C)
本研究は、二酸化炭素排出量削減のための再生骨材を使用した高靭性AAMsコンクリートの実現を目的とする。筆者が注目した材料は、ジオポリマーを含むアルカリ活性材料(AAMs)であるが、AAMs普及のため、品質評価手法、品質管理を含む生産体制、コスト、法的背景等の今後解決すべき課題は少なくない。筆者は、セメント代替材料としての性能検証のみでなく、それをはるかに上回る性能を有するAAMsが実現できれば、普及のための大きな一助になると考えた。そこで本研究では、再生骨材を使用した高靭性AAMsコンクリートの調合、力学特性およびRC部材への適用性について検討を行う。