PCM被覆時の吸水調整材によるプライマー処理がコンクリートの耐久性に及ぼす影響

• 研究課題/領域番号: 23K04127
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分23010:建築構造および材料関連
• 研究機関: 日本大学
• 研究代表者: 齋藤 俊克 日本大学, 工学部, 准教授 (70547819)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2023年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: ポリマーセメントモルタル / 吸水調整材 / 促進耐久性試験 / 屋外暴露試験

研究開始時の研究の概要

本研究は，RC構造物の耐久性向上を目的とするＰCM被覆時に適用される，吸水調整材によるプライマー処理がコンクリートの耐久性に及ぼす影響を明らかにすることを目的とし，その結果より，「プライマー処理＋PCM被覆」の仕様とコンクリートの耐久性の関係を解明する。そこで，吸水調整材の種類及び塗布量を変化させて下地コンクリートをプライマー処理した後，各種調合のPCMで被覆厚を変化させて被覆したPCM被覆コンクリート供試体を作製して，促進中性化試験，促進塩化物イオン浸透試験，及び屋外暴露試験を実施する。本研究を遂行することにより，RC構造物の耐久性にかかわる合理的な性能設計に寄与することが期待できる。