研究課題
基盤研究(C)
グローバル経済の進展後、国際貿易に大変革を与えるカタストロフィー的な特異事象が生じ、ロジスティクスの断絶や遅延の評価、食糧・エネルギー貿易問題の早急な対策等が必要となっている。国際貿易における特異事象の解析には、貿易統計と輸送機関統計の利用が必須である。しかし、特異事象のデータは、欠損値、異常値、不整合等が生じる可能性が高く、データの精度に問題を持つ。本研究は、貿易統計に存在する問題の修正技術に加え、貿易統計と輸送機関統計の統合技術を開発する。開発した技術に基づく国際貿易のデータベースを作成し、特異事象が国際貿易のサプライチェーンに与える影響の評価を行う。