研究課題
基盤研究(C)
大規模自然災害などがもたらした瓦礫を撤去する際に発生する微細な粉じん中には、目に見えない有害成分が含まれており、作業従事者や周辺住民はこの微細な粉じん吸入による健康影響が問題となっている。粉じん中の有害成分を無害化する技術開発は最重要課題であるが、その前段階として粉じん成分を現地で容易にリアルタイム観測する技術開発もまた重要である。本研究は、経済的負担が少なく、人の侵入が困難なエリアでも粉じん成分モニタリングを可能とする『自律飛行UAVの撮影画像による大気粉じん中有害成分自動モニタリング法の開発』を目的に研究を行う。