研究課題
基盤研究(C)
本研究では、作業者に危険ハザードの存在は示すものの具体的なハザードや発生個所を特定しないなど、詳細のリスク情報の提供を意図的に制限することで作業者の注意喚起を高め、自発的な安全行動・操作を引き出す方法を構築する。さらに、作業方法やマニュアル習得の教育時に、一部の情報を隠し、自発的に考えさせることで作業者の安全意識や予測能力を向上させる方法に着目、「教える」ではなく、より少ない習得内容で多くの作業での安全行動の実現に繋がる水平展開力ある人を「育てる」方法を提案、マニュアルやルールの増大を防ぐことを目指す。