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トンネル建設現場における肌落ち発生要因を考慮した肌落ちリスク低減対策に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 23K04307
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分25020:安全工学関連
研究機関西日本工業大学

研究代表者

林 久資  西日本工業大学, 工学部, 准教授 (30633614)

研究分担者 岡崎 泰幸  松江工業高等専門学校, 環境・建設工学科, 准教授 (50806081)
吉川 直孝  独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所, 建設安全研究グループ, 上席研究員 (60575140)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード肌落ち / 労働災害 / トンネル / 切羽 / 三次元点群 / 労働安全 / 数値解析
研究開始時の研究の概要

山岳部のトンネル掘削では,トンネル天井部(天端)やトンネル最前面(切羽)などの岩塊の落下による落盤(肌落ち)事故の死亡者は2000年から2009年までに15名におよび,肌落ちによる事故防止対策の推進は急務である.新デバイスや数値解析を援用することで,肌落ちの有無・危険性を事前に予測・対策工の選定ができないかという学術的問いを着想した.
そこで本研究では,トンネル工事における肌落ちの可能性を事前に判断し,“肌落ち災害ゼロ”を実現させる手法開発を最終目標にし,①肌落ちが生じやすい箇所(監視重点箇所)を明らかにし,②対策工規模の決定・施工管理の省力化に資する研究を実施する.

研究実績の概要

肌落ち抑制対策の一つである鏡吹付けコンクリート工に着目し,切羽面への吹付け状況を把握するための基礎的実験を実施した.本実験では,まず切羽面に見立てた模擬切羽の作成を行った.模擬切羽は,岩盤および吹付けコンクリートを再現しており,吹付けコンクリート厚さを変化させることが可能なものである.この模擬切羽を用いて,三次元センサによる計測を行い,トンネル建設現場における切羽および吹付けコンクリートの三次元データの取得可能性について検討を行った.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

現時点では,肌落ち抑制対策の一つである鏡吹付けコンクリート工に着目し,切羽面への吹付け状況を把握するための基礎的実験が実施できており,本研究は概ね順調に進展していると考える.

今後の研究の推進方策

これまでの実験では,まず切羽面に見立てた模擬切羽の作成を行った.模擬切羽は,岩盤および吹付けコンクリートを再現しており,吹付けコンクリート厚さを変化させることが可能なものである.この模擬切羽を用いて,三次元センサによる計測を行い,トンネル建設現場における切羽および吹付けコンクリートの三次元データの取得可能性について検討を行った.今後は,基礎実験結果をもとに,トンネル建設現場における測定を開始したい.

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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